赤ちゃんは、毎回決まった量のミルクを飲むわけではありません。

赤ちゃんといえども、たくさん飲みたい時と、そうでもないときが
あるのです。1回の量よりも、「1日でどれくらい飲んだか」
に目を向けましょう。

1日の合計量がいつもとさほど変わらない、あるいは、昨日は量が
少なかったけれども今日はちゃんと飲んでいるといった場合には
心配ありません。

1週間単位でトータル量を見ていきましょう。体重が徐々にでも
増えていれば大丈夫です。

ミルクを飲む量は新生児の時点から個人差が大きく、活発に動く
赤ちゃん、ゆったりと寝ている赤ちゃんなど、赤ちゃんのタイプ
によっても異なります。

また、体重の増え方もその子なりの増え方というものがあります。
欲しがる時は飲ませて、あまり飲まない時は無理強いしないよう
に注意しましょう。

ミルクを飲む量の目安についてQ&A

・飲みが悪くなった

Q.離乳食が3回食になった途端にミルクの飲みが悪くなりました。
1日合計しても200mlも飲まない日があります。
料理の中に混ぜてでも飲ませるべき?

A.無理強いは逆効果。ほかの乳製品で栄養を補うテクニックも
離乳食の量が増えれば、ミルクの量が減るのは自然です。
目安としては、ミルクは離乳食後以外に1日2回程度ですが
必ずしも飲まなくてはならないというものではありません。

離乳食を食べて、体重がその子なりに増えていれば大丈夫
です。栄養はバランスのいい離乳食から十分とれます。
また、離乳食を始めたばかりの赤ちゃんが、ミルクを
飲まなくなる事もよくありますが、1時的な事で心配いりません
離乳食以外の授乳をしっかりしましょう。

・寝る前のミルク

寝る前にミルクを260mlくらいペロッと飲む就寝前の
クセがあり、飲まないと寝付いてくれません。
赤ちゃんが飲みたがるだけ飲ませていますが大丈夫でしょうか?

A.寝る前に飲ませるなら200mlまでが目安。
飲んだあとは口の中をすっきりと。

寝る前にミルクを欲しがる場合は、200mlまでにして飲ませすぎ
に注意して。飲んだあとは、虫歯予防のためにも麦茶などを
飲ませて口の中をすっきりさせます。

でも離乳食をしっかり食べていて、夜中にお腹がすいて目を覚ます
事がなければ、寝る前のミルクは必要ありません。

もしかすると、ミルクが飲みたいというよりも哺乳瓶の乳首を
吸って安心したいだけかもしれません。ミルクの代わりに
おしゃぶりを与えてみる、哺乳瓶の中身を湯冷ましか麦茶に
するなどして徐々にやめていきましょう。

・ゲップ後、だらだら吐く

Q.飲んだあと、ゲップと共にだらだらと吐きます。
吐いた分は飲ませて補充すべきでしょうか?

A.胃は小さくて機能が未発達なので吐くことがあります。

2ヶ月ごろまでは飲む量の調節がうまくいかず、だらだらと
口の端から吐くことがありますが、赤ちゃんが元気なら
大丈夫です。

たくさん吐いたときだけ飲み直しをしましょう。
なお、ゲップを出さないと、飲んだものを空気と一緒に
吐くこともあります。3ヶ月ごろまでは遊び感覚で続け、
ゲップが出ないときは、顔を横にして寝かせてみてください。