母乳育児の悩み解消の鍵は「母乳の知識とママの気持ち」

ninpu

旦那様とめでたくゴールイン!
妊娠中は「母乳で育てたい」と思っていたけれど…
実際には「わからない事」「不安」がいっぱい

 

産後2年以内の先輩ママ200名に
「妊娠中、母乳とミルク、どちらで赤ちゃんを育てたいと
思いましたか?」
というアンケートを実施したところ、

「絶対に母乳で育てたい」と思っていたママが27%で
「なるべく母乳で」という方が66%
合計で93パーセントのママが母乳育児を望んでいた事が
わかったそうです。

ところが、母乳で育てたい気持ちは
産後その通りになりましたか?
との問いに対しては
「ならなかった」と答えたママが37%と
全体の4割近くにも登ります。

 

生後1~2ヶ月の時点で母乳だけで育てている人の
割合は44.8%
2~3ヶ月になると全体の42.3%になり
母乳育児が軌道に乗るとされる生後3ヶ月以前に
半数以上のママさんたちが、
母乳とミルクの併用による「混合栄養」や
ミルクのみの「人工栄養」に切り替えています。
(厚生省「乳幼児身体発育調査」より)

 

哺乳類であるわたしたちは、母乳で赤ちゃんを育てる
のが生き物として自然なはずなのに、何故
このような結果になるのでしょうか?

 

母乳育児を諦めた原因・悩み

母乳育児をあきらめてしまった原因で
一番多いのは「母乳不足」です。

 

ですが、本当に母乳は足りなかったのでしょうか?
実際は出ていたかもしれないのに、
様々な要因からそう思い込んでしまったケースも
考えられないでしょうか。

 

原発性乳汁分泌不全は産婦全体の2~5パーセント

米国の小児科医の発表によると、
ホルモンバランスの崩れや乳房の組織不全などにより
母乳が元からでない病気と言われる
「原発性乳汁分泌不全」は
全産婦のおよそ2~5%であるとしています。

 

ほとんどのママは本来なら母乳で赤ちゃんを育てる事が
でき、「母乳不足感」であることが多いのです。

 

多くのママが「母乳が不足している」と
思い込んでしまう原因には3つの事が考えられます。

 

1つ目は「赤ちゃんの未熟さ」
2つ目は「ママの乳房の状態」
3つ目は「医療側のサポート態勢の問題」
です。

 

同じ哺乳類の赤ちゃんでも牛や馬の赤ちゃんは
生後数時間のうちには立ち上がって、ママの乳房に
自分から吸い付きます。

 

母親はただ待っているだけで、勝手に授乳を
開始することができるのです。

 

ところが人間の赤ちゃんは脳の高度な発達により
頭部が大きくなり、体力的には、まだまだ未熟な
状態です。

 

ママは授乳のたびに抱きかかえ、乳首を吸わせなければ
なりません。

 

しかも、二足歩行をする人間の乳房は斜め横に
ながれるため、四足歩行の動物に比べて、
乳管が詰まりやすい特性を持っています。

 

人間の授乳生活には動物にないハンディがあり
その分労力が必要なのです。

 

産めば100%母乳で育てる事が出来ている
ほかの動物との違いは、そこにあります。
等サイトでは、ママたちが母乳育児をストレスに
することなく、哺乳類の中の「ヒト」として
自然に授乳生活を送れるように、
さまざまな角度から母乳育児での悩み・トラブルの
ヒントを掲載してまいります。

楽な授乳姿勢を探すための3つのポイント

赤ちゃんの顔がまっすぐ乳頭に向いている

赤ちゃんの頭が乳頭に斜めに向かっていると
乳頭をくわえにくく、浅く吸うことしかできません。

この授乳姿勢では赤ちゃんが乳管洞を圧迫できず
うまく飲めないばかりか、乳頭を傷つける原因
にもなります。

赤ちゃんの顔がまっする乳頭に向くようにクッション
などを使って高さを調節しましょう。

赤ちゃんの身体がよじれていないこと

体は仰向けなのに、顔だけ横向きにしていると
赤ちゃんは体がよじれて、ママの乳頭を深く吸う
ことができません。

顔だけでなく、体全体も横向きにし、
耳・肩・腰のラインが流れるように抱いてあげると
赤ちゃんは楽に母乳を吸うことができます。
また、体に沿うので、ママも抱きやすくなります。

ままの体がどこかにもたれていること

ママの体が前かがみになったり、左右に傾いた
姿勢になると、腰や背中の痛みを引き起こします。

背もたれのある椅子に背中を預けるだけで楽に
なり、授乳中に姿勢がくずれにくくなります。

座りごこちの良い所を選び、体に余計な緊張を
必要としない姿勢をとるのがコツです。

慣れるといろいろな抱き方ができるようになる。

授乳に慣れてきたら、場所や体に当てるものを
替えたり、自宅にあるものを利用して、ママが
楽に授乳できるように工夫してみましょう。

夜間は、赤ちゃんと一緒に横になれる添い寝授乳
がおすすめです。

・肘の下に折りたたんだ厚手のバスタオルを敷くと
腕が疲れません。

・たたんだ座布団に赤ちゃんを載せ、ママが座った
胸の辺りに来るようにします。ママは足を伸ばせる
ので楽チンです。